Φ150とΦ65のMCナイロンの加工をいたしました。
これはΦ150のMCナイロンです。
先ず、端面と外形を少し削り、直角を出します。合成樹脂は真円度が出ていない(研磨品は除く)のでこれをしないと芯が出ない。
Φ150でも実際の外径はΦ153ぐらいなので取り代は十分にあります。
中心にΦ21の貫通穴を開けるので下穴をΦ20のドリルで開けます。
反対側の端面を仕上げて全長を出します。
中心穴をボーリングバイトで仕上げます。
中心穴に合わせ、心金を作ります。
心金をチャッキングしワーク(品物)を取り付けます。
外形を仕上げます。この方法だと銜え直しによるわずかな芯ブレによる挽き目の段差が付かないのです。
両端面角に指定のRを付けたら
完成です。
弊社では金属以外でも加工を承ります。